2008年05月18日
7degrees
masterさんちにグリップの7度について、不明快なコメントだけを残してずっと気になっていたのですが、やっと今日は休日でパソコンにゆっくり向き合えました。私の考察する7度のついて書きたいと思います。
図の左側が、マスターアイが右でインラインスタンスの場合の射手を上から見た図です。右側の射手はマスターアイが左の場合の図です。マスターアイが左の場合、インラインスタンスで左目で照準しようとすると、顔の向きを極端に右に向ける事となり、首に余分な力を入れる事でその姿勢の維持の妨げとなり安定性に欠けます。そこで、オープンスタンス気味にかまえ首が楽な姿勢を取り、腕は肩から左に向ける事で正照準を得ます。(こうするしか無いのでは?)

つまり、左の射手のグリップが0度で右の射手のグリップが7度と考えます。右の射手の赤で記された照準線と、青で記された腕の方向線の角度が7度だと言う事だと思います。右の射手の場合、図でも見て取れると思いますがグリップを上から見て斜め右から握っています。(これを5時方向から握ると表現しました)射撃姿勢で、手首を曲げての照準の調整はご法度で常にまっすぐにするのがセオリーであるので、グリップの握りで調節すると言う事です。

私のグリップの断面で図示しますと、一番左が0度のグリップ、真ん中が7度のグリップ、右が双方の比較のための重ね合わせです。実際に0度の分を7度回転させ、グリップの左側面をまっすぐ補正した物ですが、当然ながらグリップ後方部の厚みが増しています。GP100のオリジナルグリップで以前指摘したように、グリップ後方が厚いグリップをまっすぐ0度で握ろうとすると指のかかりが浅くなってしまいますので、マスターアイが右の射手のグリップは後部を薄く調整する必要があります。
※ブルーの矢印は握る方向(腕の方向)
正しく握っているの図↓
右手で銃を構えて、左手で写真を撮るのは無理・・・・
図の左側が、マスターアイが右でインラインスタンスの場合の射手を上から見た図です。右側の射手はマスターアイが左の場合の図です。マスターアイが左の場合、インラインスタンスで左目で照準しようとすると、顔の向きを極端に右に向ける事となり、首に余分な力を入れる事でその姿勢の維持の妨げとなり安定性に欠けます。そこで、オープンスタンス気味にかまえ首が楽な姿勢を取り、腕は肩から左に向ける事で正照準を得ます。(こうするしか無いのでは?)

つまり、左の射手のグリップが0度で右の射手のグリップが7度と考えます。右の射手の赤で記された照準線と、青で記された腕の方向線の角度が7度だと言う事だと思います。右の射手の場合、図でも見て取れると思いますがグリップを上から見て斜め右から握っています。(これを5時方向から握ると表現しました)射撃姿勢で、手首を曲げての照準の調整はご法度で常にまっすぐにするのがセオリーであるので、グリップの握りで調節すると言う事です。

私のグリップの断面で図示しますと、一番左が0度のグリップ、真ん中が7度のグリップ、右が双方の比較のための重ね合わせです。実際に0度の分を7度回転させ、グリップの左側面をまっすぐ補正した物ですが、当然ながらグリップ後方部の厚みが増しています。GP100のオリジナルグリップで以前指摘したように、グリップ後方が厚いグリップをまっすぐ0度で握ろうとすると指のかかりが浅くなってしまいますので、マスターアイが右の射手のグリップは後部を薄く調整する必要があります。
※ブルーの矢印は握る方向(腕の方向)
正しく握っているの図↓

右手で銃を構えて、左手で写真を撮るのは無理・・・・
Posted by kan-say at 02:29│Comments(2)
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AP/GPのオリジナルグリップを語る上でもうひとつ問題となるのは、グリップ全体の厚みです。これまでは、正照準方向から見て垂直断面でのグリップの問題点を語りましたが、今回は水平方...
AP/GPのオリジナルグリップの加工-③【GP100でひまつぶし】at 2008年05月18日 08:58
この記事へのコメント
おはようございます。明瞭なご説明に感服しました。
こうした銃器に関することをWebで探し求めても納得できるようなモノはなし。未だ豊富な知識はその世界に閉じ込められたままなのでしょうね。
私也の解釈を綴り、改めてご回答いただけた事に感謝します。7degreesの効果は絶大です。マスターアイ左目シューターの私にとってはAPSの世界が大きく広がった気がします。
ありがとうございました。
こうした銃器に関することをWebで探し求めても納得できるようなモノはなし。未だ豊富な知識はその世界に閉じ込められたままなのでしょうね。
私也の解釈を綴り、改めてご回答いただけた事に感謝します。7degreesの効果は絶大です。マスターアイ左目シューターの私にとってはAPSの世界が大きく広がった気がします。
ありがとうございました。
Posted by master
at 2008年05月18日 09:02

masterさんおはようございます。ご丁寧なコメントに恐縮です。この時期は休みが無く、週日の帰宅も遅く(し・しごとですよ)なかなか更新が出来ません。コメント後早く図示したかったのですが。でも私は純然たる4畳半シューターですから、射撃技術論の信憑性はと言うと・・・???かも<(_ _)>
Posted by kan-say
at 2008年05月18日 10:13
